支部・同盟兼用
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****************************************
国政は刻々と状況が悪化していく。
そんな中、大臣が女王リンに見合い話を持って来た。
相手は青の国の王子、カイト。
国の勢力を増すのが、大臣の目的だった。
リンは承諾する。
そして、大臣はさっそく青の国に申し込んだ。
しかし、カイトからの返事はーーーー
「俺は緑の国のパン屋の娘が好きだから、見合いなんてしないもんね!」
リンは大臣に訊いた。
「緑の国はどんな国じゃ?」
大臣は答える。
「は!穀物が豊富にとれる、緑豊かな国にございます」
おk、緑は敵だ
女王は命令した。
「緑の国を攻め落とせ!」
黄の国は、一気に緑の国に攻め入った。
町を焼き払い、緑の国の人々は次々と殺されて行く。
そんな戦火の中、危険を冒してミクを救い出すレン。
ひっそりと、黄の国の城の地下室にかくまう。
しかしーーーーそのかくまった地下室に、誰かが油をまいて火をつけーーーー
ミクは帰らぬ人となった。
緑の国は壊滅した。
そして同時に、黄の国の国民にも、女王に対する不信感が最高潮に達した。
「なぜ、緑の国を滅ぼす必要があったのか」
戦争で命を落としたレオンに変わり、親衛隊長となったメイコも、女王に対しての怒りが憤まんする。
親衛隊のシンボルカラーの赤い旗を翻し、メイコは民衆と共に立ち上がった。
「共に、女王を打ち倒そう!この国をわれらの手に!」
黄の国が緑の国に攻め入ったことは、青の国にも伝わっていた。
そして、ミクが殺されたことも知る。
怒りに燃えたカイトは、メイコと同盟を結んで、共に城に攻め入った。
城が攻め落とされるのは時間の問題だった。
じりじりと、リンの元まで敵の剣は近付いてきていた。
*****************************
双子が引き離された時。
一度だけ、再会したことがあった。
リンがレンを探してーーーやっと見つけた。
「レンは悪い子なの・・・?」
リンは問う。
「僕は悪い子・・・?そうなのかな・・・。そうなのかもしれない」
レンは答える。
リンの心に、大臣Aの言葉が渦巻く。
『レンはいつかお前を殺しに来る。その前にーーー殺せ!』
言葉に捕われたリンは、その手をレンの首にかける。
レンは抵抗しない。
リンにならーーーリンならいいよ。
苦しみに歪む、レンの顔。
その時、大臣Bが止めた。
*****************************
最早、城は落ちたも同然だった。
リンの部屋の外では、憲兵と反乱軍が争う音がする。
レンはリンの側にいた。
レンは、ずっと寂しさを抱えていた。
大きくなって再会した時、リンが自分を覚えていなかった。
しかし、リンは気づいていた。気づいて、知らないフリをしていた。
冷たくしていた。
愛は時に憎しみに変わる。愛が憎しみを育てる。
愛が深ければ深いほど、憎しみも深かった。
今さらそれを知っても、長年蓄積された憎しみの思いは消えない。
だからリン。
僕は、君に一番辛い罰をあげるよ。
覚えてる?
昔良くやった、服の取り替えっこ。
僕達はそっくりだったから、大人は誰も気づかなかったね。
面白かった。
だからーーーー
***********************
王女は捉えられた。
仮面を被せられ、処刑台に乗せられる女王。
「顔をさらせ!」
民衆は悪魔のような女王の最後の顔を見ようと、煽り立てた。
そして外された仮面の下にいたのはーーーー
ねえ、リン。
君は僕の気持ちなんて、何も知らない。
いつだって、何食わぬ顔で言うんだ。
その時、処刑の鐘が鳴り響く。
「あら、おやつの時間だわ」
そして、リンのドレスを纏ったレンは、誰にも気づかれずに処刑された。
民衆は沸き上がった。
*************************
ハクはなんとか戦火を逃れて生き延びていた。
ミクを探す中、町の人のうわさ話を耳にする。
「緑の髪の女の子が焼き殺されたらしい」
ハクは絶望する。
「なぜ、ただの町娘にそこまでひどいことを?」
「一体誰が、そんなことをーーー!」
「なんでも、青の国の王子がその娘を好きだったとか・・・?」
その日から、ハクは町から姿を消した。
*******************
あれからどれくらいの時が経ったのか。
すっかりみすぼらしくなったレンの服で、逃亡し、さまよっていたリンがいた。
もう、何もない。
砂浜で、一人佇む。
そんなリンに近付く、一人のアルビノの少女ーーーハク。
リンは、ふと手紙の入った小瓶をみつける。
昔、大事なお願いを手紙に書いて小瓶に入れて、レンとやりとりしていた。
そんな事を思い出して、懐かしさにかられ、身の上を話す。
ハクがつぶやく。
「あなた・・・王女だったの・・・」
ハクは巧みに小屋にリンを誘い込み、そして閉じ込めると、油をまいて火を放った。
**************** 完 *******************
ということで!なんとかあらすじが終わりました;;;
愛馬ジョセフィーヌの事とか、リグレットメッセージとか、だいぶはしょってますが;;;
かなり脳内補正されてる自信があります(爆)
ぶっちゃけ、見どころが構成の仕方とか殺陣とかダンスとかなので;
あらすじ言ったところで、そこが伝わるわけでもないんですが〜〜〜;;;;;
まあ、自己満足だね(滅)
最後がここまで救いがないのは、ほんとこの劇団では珍しいです。
最近の舞台はわからんけど(^_^;)
救いがあるのかないのかわからないラストとかはあったけど、ここまではっきりとしたのはなかったなあ。
でも、全体的によかったです。
再演してほしいよ。
したら、友達連れていくってば。
てか、ボカロ友には見せたいです。
国政は刻々と状況が悪化していく。
そんな中、大臣が女王リンに見合い話を持って来た。
相手は青の国の王子、カイト。
国の勢力を増すのが、大臣の目的だった。
リンは承諾する。
そして、大臣はさっそく青の国に申し込んだ。
しかし、カイトからの返事はーーーー
「俺は緑の国のパン屋の娘が好きだから、見合いなんてしないもんね!」
リンは大臣に訊いた。
「緑の国はどんな国じゃ?」
大臣は答える。
「は!穀物が豊富にとれる、緑豊かな国にございます」
おk、緑は敵だ
女王は命令した。
「緑の国を攻め落とせ!」
黄の国は、一気に緑の国に攻め入った。
町を焼き払い、緑の国の人々は次々と殺されて行く。
そんな戦火の中、危険を冒してミクを救い出すレン。
ひっそりと、黄の国の城の地下室にかくまう。
しかしーーーーそのかくまった地下室に、誰かが油をまいて火をつけーーーー
ミクは帰らぬ人となった。
緑の国は壊滅した。
そして同時に、黄の国の国民にも、女王に対する不信感が最高潮に達した。
「なぜ、緑の国を滅ぼす必要があったのか」
戦争で命を落としたレオンに変わり、親衛隊長となったメイコも、女王に対しての怒りが憤まんする。
親衛隊のシンボルカラーの赤い旗を翻し、メイコは民衆と共に立ち上がった。
「共に、女王を打ち倒そう!この国をわれらの手に!」
黄の国が緑の国に攻め入ったことは、青の国にも伝わっていた。
そして、ミクが殺されたことも知る。
怒りに燃えたカイトは、メイコと同盟を結んで、共に城に攻め入った。
城が攻め落とされるのは時間の問題だった。
じりじりと、リンの元まで敵の剣は近付いてきていた。
*****************************
双子が引き離された時。
一度だけ、再会したことがあった。
リンがレンを探してーーーやっと見つけた。
「レンは悪い子なの・・・?」
リンは問う。
「僕は悪い子・・・?そうなのかな・・・。そうなのかもしれない」
レンは答える。
リンの心に、大臣Aの言葉が渦巻く。
『レンはいつかお前を殺しに来る。その前にーーー殺せ!』
言葉に捕われたリンは、その手をレンの首にかける。
レンは抵抗しない。
リンにならーーーリンならいいよ。
苦しみに歪む、レンの顔。
その時、大臣Bが止めた。
*****************************
最早、城は落ちたも同然だった。
リンの部屋の外では、憲兵と反乱軍が争う音がする。
レンはリンの側にいた。
レンは、ずっと寂しさを抱えていた。
大きくなって再会した時、リンが自分を覚えていなかった。
しかし、リンは気づいていた。気づいて、知らないフリをしていた。
冷たくしていた。
愛は時に憎しみに変わる。愛が憎しみを育てる。
愛が深ければ深いほど、憎しみも深かった。
今さらそれを知っても、長年蓄積された憎しみの思いは消えない。
だからリン。
僕は、君に一番辛い罰をあげるよ。
覚えてる?
昔良くやった、服の取り替えっこ。
僕達はそっくりだったから、大人は誰も気づかなかったね。
面白かった。
だからーーーー
***********************
王女は捉えられた。
仮面を被せられ、処刑台に乗せられる女王。
「顔をさらせ!」
民衆は悪魔のような女王の最後の顔を見ようと、煽り立てた。
そして外された仮面の下にいたのはーーーー
ねえ、リン。
君は僕の気持ちなんて、何も知らない。
いつだって、何食わぬ顔で言うんだ。
その時、処刑の鐘が鳴り響く。
「あら、おやつの時間だわ」
そして、リンのドレスを纏ったレンは、誰にも気づかれずに処刑された。
民衆は沸き上がった。
*************************
ハクはなんとか戦火を逃れて生き延びていた。
ミクを探す中、町の人のうわさ話を耳にする。
「緑の髪の女の子が焼き殺されたらしい」
ハクは絶望する。
「なぜ、ただの町娘にそこまでひどいことを?」
「一体誰が、そんなことをーーー!」
「なんでも、青の国の王子がその娘を好きだったとか・・・?」
その日から、ハクは町から姿を消した。
*******************
あれからどれくらいの時が経ったのか。
すっかりみすぼらしくなったレンの服で、逃亡し、さまよっていたリンがいた。
もう、何もない。
砂浜で、一人佇む。
そんなリンに近付く、一人のアルビノの少女ーーーハク。
リンは、ふと手紙の入った小瓶をみつける。
昔、大事なお願いを手紙に書いて小瓶に入れて、レンとやりとりしていた。
そんな事を思い出して、懐かしさにかられ、身の上を話す。
ハクがつぶやく。
「あなた・・・王女だったの・・・」
ハクは巧みに小屋にリンを誘い込み、そして閉じ込めると、油をまいて火を放った。
**************** 完 *******************
ということで!なんとかあらすじが終わりました;;;
愛馬ジョセフィーヌの事とか、リグレットメッセージとか、だいぶはしょってますが;;;
かなり脳内補正されてる自信があります(爆)
ぶっちゃけ、見どころが構成の仕方とか殺陣とかダンスとかなので;
あらすじ言ったところで、そこが伝わるわけでもないんですが〜〜〜;;;;;
まあ、自己満足だね(滅)
最後がここまで救いがないのは、ほんとこの劇団では珍しいです。
最近の舞台はわからんけど(^_^;)
救いがあるのかないのかわからないラストとかはあったけど、ここまではっきりとしたのはなかったなあ。
でも、全体的によかったです。
再演してほしいよ。
したら、友達連れていくってば。
てか、ボカロ友には見せたいです。
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