今月のカルラ(2011年1月号)

仕事もひと段落し、気持ちの余裕が出てきた今日この頃。
コミケ合わせの原稿が残ってはおりますので、忙しいことに変わりはないのですが;(仕事も納めたわけじゃないし;;)

そして発売日のアクセス数が一気に増えることに、もはや恐怖と驚嘆の声しか出ない私です;((((；ﾟДﾟ))))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
ありがたいですが、発売日当日にレビューが載ることが珍しいとご認識頂ければ幸いです(^_^;

ということで、お待たせしました!
今月のレビューです。毎度のことですが、ネタバレ全開ですので、ご注意を!

今月号は

死繰人剣持さんが好きな人及び


剣翔ファンは必読!!


ですね。

相変わらず、ストーリーの流れに沿わずに、書きたい所から入りますが;


剣持さんが死繰人モード!!

しかも、それを子供たちwの前で

隠さない!

さらに、翔ちゃんがそれを見た時

の心情が吐露されている!!


ここが重要ポイントだと思います。…剣翔的にもww

近江君を呪詛でやっつけた外法師達に、静か～に怒り爆発な剣持さん。
ニッシーの依頼で、偵察に行き、その外法師が3人いて、外法師に利用されているキツツキ憑き男がいるという情報を得てくる姉妹。
そして、怒り心頭な剣持さんを見た翔ちゃんが、
「怒ってる、剣持さん。あたしたちが持ってる情報で、あの3人を殺す気だ」
と、不安やら心配やらしてるわけです。
しかし!!!
翔ちゃんのその不安さえも読み取り、
「翔子さん、相手の力量を測るだけですよ。まずはね」
とにっこり微笑んで言う剣持さん!!

何この絡みぃぃぃ!!

今まで、ずーっと待ってた絡みがさらりと!!!
剣的には、もうそこだけで充分、なところがありますが(^^;　もうちょっと突っ込むと、

剣持さんが、死繰人の顔をもたげているのに、一切姉妹・弟子の前で隠そうとしない=子供たちへの(いろんな意味で)信頼感の表れ?

とか

そんなふうに、死繰人モードに切り込んできたの、久々だなあオイ

とか

トチ狂ってた翔子さんが元に戻ってきたよ!

とか、

このシーンだけで、いろいろと感動できるわけですよ。稚拙な言葉にしかならないけど;

しかも、翔ちゃんに「力量ためすだけ」といいつつ、内心では「これで死んでくれれば言うことないですけどね」と思ってる、この冷淡さ!!素敵だ!!死繰人はそうこなくちゃあwwww

他にもですね。

キツツキ憑きの人は、外法師3人に暴行のいじめに遭っています。
そこを偵察に来た姉妹が目撃。
偵察だけだっつーに、そこで黙って見てられない舞子さん。
「3人で一人を殴るなあぁぁぁ!!」
いやー、これでこそ舞子さんです。健在で嬉しいわw
ちなみに、3人は「その通りだな。心を改めて二度としないよ」とか煙に巻いて立ち去ってしまいます。
舞子が引きとめますが、キツツキ憑きの人がそれを止めます。
「あいつらに関わるな!下手に変わると関係ない人がまた死ぬ。あんたはいい人だ、とにかく関わっちゃいけない」
と。ここで「アンタはいい人だ」と言うところで、何か吹き出してしまうのは私だけですか?ww

それから。
外法にやられて(霊体的に?)瀕死な近江くんに、つきっきりの師匠剣持。
ニッシーに「どうだ?」と訊かれて「死なせやしません」ときっぱり言い放つ剣持さん。かっこよすぐる!
同時に、「剣持さん、どうしたの!?随分身内に甘くなって!」って感じもあります。
これって多分、「自分のミスで近江をこんな目に合わせた」という贖罪もあるんだろうなあ、と思いますが、私の受けとった感覚だと、「仲間だから死なせない」的な気持ちを強く感じます。
そんな剣持さん、ハロウィン時代からとんとご無沙汰じゃね?
しかも、“気”を与えて回復を促してるんですよ。近江の意識が回復したら、鍼を打って、気の流れの調整したり。
なんというか、ここ最近スタンドアローンな剣持さんばかり見てきたので、変な感動があるwww
ああ、ちゃんと仲間を護ろうとしてるんだー、的な。別に捨て駒にしてきたわけじゃないけど。
なんか上手く言葉にならないな;;;
多分、今まで剣持さんの言動にここまでスポットが当たりながらストーリーが進んでなかったせいかと。
ハロウィン時代は普通でしたけど。ってか、これが見たかったんだけど!


今月号は必読です。読んで損はないと思います。先月号読んでなくても、まだついていける段階ですし。コミックスより一足早く感動を得るために、690円払っても惜しくないと思うですよ。
なんか今回の章は、わくわくが止まりませんwww