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うおお。どれだけぶりの日記だ(^_^;)
から騒ぎ観て来ました。ええ、高橋一生くん目当てに他ならないのですが(爆)
どうも私は、どれだけ役者目当てでも、舞台全体に目が行く性分のようで、いい舞台を観ると何かひとつはいいたくなるんですよね。
いや、「瞼の母」が決して悪かったわけでは・・・初日から3週間目はよかったですよ。1週間目は今一つでしたが(爆)
ところで、同じように役者目当ての方、頼むから観劇マナー守ってくださいね・・・。
役者が台詞言い始めたら喋らないでくれよ。頼むから
というわけで、いいたい放題の感想です。ネタバレあるんで、これから観劇の方は(何人読むかはわかりませんが)ご注意下さい。
から騒ぎ観て来ました。ええ、高橋一生くん目当てに他ならないのですが(爆)
どうも私は、どれだけ役者目当てでも、舞台全体に目が行く性分のようで、いい舞台を観ると何かひとつはいいたくなるんですよね。
いや、「瞼の母」が決して悪かったわけでは・・・初日から3週間目はよかったですよ。1週間目は今一つでしたが(爆)
ところで、同じように役者目当ての方、頼むから観劇マナー守ってくださいね・・・。
役者が台詞言い始めたら喋らないでくれよ。頼むから
というわけで、いいたい放題の感想です。ネタバレあるんで、これから観劇の方は(何人読むかはわかりませんが)ご注意下さい。
まずは全体の感想。
さすがシェークスピア
さすが蜷川演出!
としか言い様もありません。
喜劇なんで、古典つーても全く肩が懲りません。3時間が長いと全く思えない程。
夜警3人衆がTバックいっちょでポーズとってたシーンはもう「やってくれたー!」ですよ。いろんな意味で(笑)
夜警の一人に井出らっきょさんがいたんですが、さすが芸人。こういうのを演らせると上手いですね。
脚本にあるのかアドリブなのか、今一つ判断できない故に、客の反応と合致しない部分がありましたが。
あと、夜警でちょっとやりすぎた面があったのでは?と思うのが「ドグベリーが剣を抜いたらそれが短くてかっこわるい」という部分で、笑いには繋がらなかった事ですかね。
夜警とボラキオ達のやりとりが面白すぎてそっちに注目が集まってしまい、ドクベリーの剣が短い、という部分に客が気付いた時点ではもう芝居が進んでしまっていて、客も笑うタイミング外しちゃったというか(爆)
あれは間合い云々の問題ではないと思います。あれより遅くても、テンポが悪くなるだけですし。
特に気になったのはそのくらいかなあ。
脚本がいい、なんてのは言うまでもないことですし(笑)
蜷川さんは、期待以上のことしてくれるので(笑)
さて。では役者さん&役柄についていきましょうか。
まずは主役4人。
◎小出恵介(ベネティック)
上手いですね、彼。舞台が全く初めてと思えない力量。カンがいいのでしょうか。
TV芝居とは違う舞台演技、というのが分かっている。
まあ、さすがに商業舞台演劇のベテランさんとは比ではないですが(^_^;) 本多劇場レベルではあると思います(それは褒めているのか)
キャラクターが彼に合っているのか、「ベネティック」というキャラクターも把握しやすく、わかりやすい。
舞台で「わかりやすい」というのは重要で、それを伝えられるというのは凄い事です。
◎長谷川博己(クローディオ)
舞台に慣れた演技ですね。達者なんですが、それゆえに可もなく不可もなく・・・。
クローディオを「色男」に見せたいのか「単純バカ」に見せたいのかが今一つ不安定かな。
◎月川悠貴(ヒアロー)
なんですか、この人!!立ってるだけで完璧な「女性」
「ああ、いるいる。こーいう声が若干低いけど、凛とした女性」と一瞬で思わさせられます。
ヒアローのキャラクターもよく掴んでて、「優雅さ」「可憐さ」「清楚さ」は完璧。
女形か日舞でもやってるのか・・・と思いましたが、オートメールにかかせない娘役と知って納得。
惜しむらくは、ビアトリスをひっかける部分で、「悪戯っぽい可愛さ」が出ると尚良かった。
そんな時でも優雅すぎるんですヨ、ええ。
◎高橋一生(ビアトリス)
最後に、最大の目的の一生くんですが。・・・ごめんね、私、感想言うのにウソはつけないタチなんです。なので正直に言います。
一緒に演った娘役の相手が悪かった!
ヒアローと並ぶシーンが多いため、どうしても「差」が出てしまう。「貴族としての優雅さ」が足りない。
「町娘」なんですよね。
確かにビアトリスは明るく闊達な皮肉屋なんですが、貴族は貴族なのよ。
彼女は、「貴族の女性」の枠をとっぱらいちまいたいと思ってるわけで、だからこそ男にも負けない口の悪さで抵抗してるわけですが、育ちはいいので何気ないところで気品が出てくる役ではないかと思うんですね。
もちろん、それが全くないわけではない。が、ヒアローと並ぶとどうしても「足りない」んです。
じゃあ、「貴族」というのとは無関係に「女の子」としてみたらどうか・・・というと。
恋をしてからは可愛いです(笑)
キャラクターの内面的なものは大分掴んでる気はするんですけどね。身体の表現がついてってない・・・というか、細かいんだよ、演技が(爆)顔の表情でわかる、みたいな。
彼の女役はTVで観たい、と思ってしまうところが、舞台という世界ではダメなんじゃないかと思う・・・。
ところで。
随所にヒアローとビアトリスの「女同士の関係」が表現されているのですが。
なにかってーとベタベタくっついてるのは確かに女の子の関係なんですが!
ベアトリスがヒアローの腰に片手だけ回すのは違う(爆)
それはどうみても、男が女をエスコートする形(^_^;)
一歩下がる、あるいは並ぶ時の女の子同士のべたベタは、腕を絡ませるか手を繋ぐかだろう。
さもなきゃ、がっつり抱き着きます(笑)
ぶっちゃけ、一生くんのスカートの持ち上げ方がいまひとつだったことといい、こーいうところに気付いて指摘する人はいなかったのか、と(爆)
閑話休題。
あとはとても気になった役者さん、いきましょうかね。
◎吉川鋼太郎(ドン・ぺドロ)
この人、最高です!「本人真面目なんだけど、それが可笑しい」っていう。貫禄ある演技。
「本気なんだかふざけてんだかわかんないけどでも全部本気ー。そしてぼく、さみしがりやなの、ほんとは」みたいな、なんていったらいいんだろう(笑)
絶妙なんです。間合いとか動きとか台詞とか。
役柄の中では一番惚れちゃいますね。魅力的。
ラスト大団円で、「あーあ、オレ一人独身だよ」とぶつぶついいながら、なにげに客席でナンパしちゃってベネディックに「それ幻ですから!」とつっこみ入れられてる演出、最高(笑)
◎岡田正(マーガレット)
パンフのコメントで、「(マーガレットは)まだまだ現役のキュートなおばちゃん」と言ってしましたが、まさしくその通り。
「おばちゃんのキュートさ」は「おじちゃんのキュートさ」とはまた別物で、基本に「女性」が入ってなければもちろん「おばちゃんのキュートさ」にはならないわけで、つまり「女性の動き」が上手いわけです、この人も。
おもわず、抱き着きたくなる可愛さ(笑)
おおお。長い、長いぞ。
じゃあ、今回最大の衝撃的シーンでしめようかな。
一生くんと小出くんのキスシーン
これがまた長いんだよ・・・。周り(のキャラ)に「もしもーし?」とつっこみ入れられるくらい・・・。
いやまあ、カップルのキスシーンなんでヒアローとクローディオもあるわけですが、シェイクスピアだしあっても当然なんですが、さすがにこのキスシーンの長さと
寸止めと言い切れない距離感と動き
は舞台を忘れましたがな・・・。
私の周りは、恐らく事務所経由でチケットとった方々・・・ざわつきましたともさ!(爆)
私?
キスシーンの気配があった時点で速効
オペラグラス取り出して4倍拡大
じっくり鑑賞しましたけど、何か。
さすがシェークスピア
さすが蜷川演出!
としか言い様もありません。
喜劇なんで、古典つーても全く肩が懲りません。3時間が長いと全く思えない程。
夜警3人衆がTバックいっちょでポーズとってたシーンはもう「やってくれたー!」ですよ。いろんな意味で(笑)
夜警の一人に井出らっきょさんがいたんですが、さすが芸人。こういうのを演らせると上手いですね。
脚本にあるのかアドリブなのか、今一つ判断できない故に、客の反応と合致しない部分がありましたが。
あと、夜警でちょっとやりすぎた面があったのでは?と思うのが「ドグベリーが剣を抜いたらそれが短くてかっこわるい」という部分で、笑いには繋がらなかった事ですかね。
夜警とボラキオ達のやりとりが面白すぎてそっちに注目が集まってしまい、ドクベリーの剣が短い、という部分に客が気付いた時点ではもう芝居が進んでしまっていて、客も笑うタイミング外しちゃったというか(爆)
あれは間合い云々の問題ではないと思います。あれより遅くても、テンポが悪くなるだけですし。
特に気になったのはそのくらいかなあ。
脚本がいい、なんてのは言うまでもないことですし(笑)
蜷川さんは、期待以上のことしてくれるので(笑)
さて。では役者さん&役柄についていきましょうか。
まずは主役4人。
◎小出恵介(ベネティック)
上手いですね、彼。舞台が全く初めてと思えない力量。カンがいいのでしょうか。
TV芝居とは違う舞台演技、というのが分かっている。
まあ、さすがに商業舞台演劇のベテランさんとは比ではないですが(^_^;) 本多劇場レベルではあると思います(それは褒めているのか)
キャラクターが彼に合っているのか、「ベネティック」というキャラクターも把握しやすく、わかりやすい。
舞台で「わかりやすい」というのは重要で、それを伝えられるというのは凄い事です。
◎長谷川博己(クローディオ)
舞台に慣れた演技ですね。達者なんですが、それゆえに可もなく不可もなく・・・。
クローディオを「色男」に見せたいのか「単純バカ」に見せたいのかが今一つ不安定かな。
◎月川悠貴(ヒアロー)
なんですか、この人!!立ってるだけで完璧な「女性」
「ああ、いるいる。こーいう声が若干低いけど、凛とした女性」と一瞬で思わさせられます。
ヒアローのキャラクターもよく掴んでて、「優雅さ」「可憐さ」「清楚さ」は完璧。
女形か日舞でもやってるのか・・・と思いましたが、オートメールにかかせない娘役と知って納得。
惜しむらくは、ビアトリスをひっかける部分で、「悪戯っぽい可愛さ」が出ると尚良かった。
そんな時でも優雅すぎるんですヨ、ええ。
◎高橋一生(ビアトリス)
最後に、最大の目的の一生くんですが。・・・ごめんね、私、感想言うのにウソはつけないタチなんです。なので正直に言います。
一緒に演った娘役の相手が悪かった!
ヒアローと並ぶシーンが多いため、どうしても「差」が出てしまう。「貴族としての優雅さ」が足りない。
「町娘」なんですよね。
確かにビアトリスは明るく闊達な皮肉屋なんですが、貴族は貴族なのよ。
彼女は、「貴族の女性」の枠をとっぱらいちまいたいと思ってるわけで、だからこそ男にも負けない口の悪さで抵抗してるわけですが、育ちはいいので何気ないところで気品が出てくる役ではないかと思うんですね。
もちろん、それが全くないわけではない。が、ヒアローと並ぶとどうしても「足りない」んです。
じゃあ、「貴族」というのとは無関係に「女の子」としてみたらどうか・・・というと。
恋をしてからは可愛いです(笑)
キャラクターの内面的なものは大分掴んでる気はするんですけどね。身体の表現がついてってない・・・というか、細かいんだよ、演技が(爆)顔の表情でわかる、みたいな。
彼の女役はTVで観たい、と思ってしまうところが、舞台という世界ではダメなんじゃないかと思う・・・。
ところで。
随所にヒアローとビアトリスの「女同士の関係」が表現されているのですが。
なにかってーとベタベタくっついてるのは確かに女の子の関係なんですが!
ベアトリスがヒアローの腰に片手だけ回すのは違う(爆)
それはどうみても、男が女をエスコートする形(^_^;)
一歩下がる、あるいは並ぶ時の女の子同士のべたベタは、腕を絡ませるか手を繋ぐかだろう。
さもなきゃ、がっつり抱き着きます(笑)
ぶっちゃけ、一生くんのスカートの持ち上げ方がいまひとつだったことといい、こーいうところに気付いて指摘する人はいなかったのか、と(爆)
閑話休題。
あとはとても気になった役者さん、いきましょうかね。
◎吉川鋼太郎(ドン・ぺドロ)
この人、最高です!「本人真面目なんだけど、それが可笑しい」っていう。貫禄ある演技。
「本気なんだかふざけてんだかわかんないけどでも全部本気ー。そしてぼく、さみしがりやなの、ほんとは」みたいな、なんていったらいいんだろう(笑)
絶妙なんです。間合いとか動きとか台詞とか。
役柄の中では一番惚れちゃいますね。魅力的。
ラスト大団円で、「あーあ、オレ一人独身だよ」とぶつぶついいながら、なにげに客席でナンパしちゃってベネディックに「それ幻ですから!」とつっこみ入れられてる演出、最高(笑)
◎岡田正(マーガレット)
パンフのコメントで、「(マーガレットは)まだまだ現役のキュートなおばちゃん」と言ってしましたが、まさしくその通り。
「おばちゃんのキュートさ」は「おじちゃんのキュートさ」とはまた別物で、基本に「女性」が入ってなければもちろん「おばちゃんのキュートさ」にはならないわけで、つまり「女性の動き」が上手いわけです、この人も。
おもわず、抱き着きたくなる可愛さ(笑)
おおお。長い、長いぞ。
じゃあ、今回最大の衝撃的シーンでしめようかな。
一生くんと小出くんのキスシーン
これがまた長いんだよ・・・。周り(のキャラ)に「もしもーし?」とつっこみ入れられるくらい・・・。
いやまあ、カップルのキスシーンなんでヒアローとクローディオもあるわけですが、シェイクスピアだしあっても当然なんですが、さすがにこのキスシーンの長さと
寸止めと言い切れない距離感と動き
は舞台を忘れましたがな・・・。
私の周りは、恐らく事務所経由でチケットとった方々・・・ざわつきましたともさ!(爆)
私?
キスシーンの気配があった時点で速効
オペラグラス取り出して4倍拡大
じっくり鑑賞しましたけど、何か。
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